【令和5年度の最低賃金】大阪は1,064円、京都は1,008円、兵庫は1,001円
令和5年度の最低賃金(全国加重平均)の額は、1,004円(昨年度961円)、引上げ率は4.5%、引上げ額は43円で全国で過去最大の引き上げとなっています。発効年月日が各都道府県により違っておりますので、下記をご参照下さい。
< 地域別最低賃金の全国一覧/令和5年度地域別最低賃金改定状況 >
都道府県名 | 最低賃金時間額【円】 | 発効年月日 |
大阪 | 1,064 | 令和5年10月1日 |
京都 | 1,008 | 令和5年10月6日 |
兵庫 | 1,001 | 令和5年10月1日 |
最低賃金に次の賃金は含みませんのでご注意下さい。
1.精皆勤手当、通勤手当、家族手当
2.一か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)
3.臨時に支払われる賃金(結婚手当など)
4.時間外・深夜労働及び休日労働に対する賃金
※固定残業手当も上記4にあたりますので、最低賃金を計算する際には除外となります。
なお、最低賃金法8条(周知義務)は、最低賃金の適用を受ける使用者は、厚生労働省令で定めるところにより、当該最低賃金の概要を常時作業場の見やすい場所に掲示し、又はその他の方法で労働者に周知させるための措置をとらなければならない。と定めています。このため、各都道府県のパンフレットなどを社内で掲示するなど労働者への周知をお願い致します。