【雇用保険法】令和5年度の雇用保険料率が上がります。

  雇用調整助成金の支給が増え雇用保険の財源不足が深刻化する中、厚生労働省は雇用保険の保険料率を引き下げている措置を年度末で終わらせることを決めました。厚生労働省は、労使が払う雇用保険料率を2023年4月から0.2%引き上げて1.55%にする方針を固め、具体的には下記の通り、労働者の負担は現在の0.5%から0.6%となり、事業主の負担は0.85%から0.95%となります。

●令和4年10月1日~令和5年3月31日まで
・一般の事業    13.5/1000(うち労働者負担 5/1000・事業主負担 8.5/1000)

●令和5年4月1日~(事業主および労働者負担は共に1/1000 UP)
・一般の事業    15.5/1000(うち労働者負担 6/1000・事業主負担 9.5/1000